クラリセージ【アロマ物語】
- 2020.11.11
- 精油辞典

ストーリー
クラリセージ
香りのイメージは ”幸福感” ”ナッツのように甘い”
温かみを感じる甘いハーブの香りで、気持ちを高揚させます。
標高約1000mほどの乾燥した土地で初夏に花をつけるハーブ。
イギリスでは、昔はビールを醸造する時のホップの代用品として使用されていたそうです。
学名の”Salvia”は蜜を吸うとあまーい、”サルビア”と同じ。
どちらもシソ科に属していて、クラリセージの香りが甘いのも、頷けます。
成分
主成分は、酢酸リナリルとリナロール。
緊張した神経を緩め、鎮静する効果が期待されます。
注意点
気分を高揚させるため、車の運転など集中力を要する時は避ける。
妊娠中、ホルモン治療中には使用しないこと。
飲酒の前後には注意。
価格帯
お値段は3mLで1000円ー2000円と、ちょっとお高め。
「セージ」と「クラリセージ」は
異なる植物で、作用も大きく違いがあるので間違えないよう、注意が必要です。
おすすめのシーン
気持ちを高揚させ、幸福感や陶酔感をもたらします。
また、女性ホルモン用の働きをする成分が含まれており、
ホルモンバランスの乱れからくる症状を和らげる香り。
落ち込んだ気分を癒してくれる効果もあるので、おやすみの時にも最適。
肩こりや不安、パニックなど緊張性の不調にオススメです。
精油のプロフィール
精油名 | クラリセージ |
学名 | Salvia sclarea |
科名 | シソ科 |
部位 | 全草 |
主な成分 | 酢酸リナリル |
少し高価であり、アロマ上級者向けの香りです。