精油辞典:カモミール ・ローマン【アロマ物語】

精油辞典:カモミール ・ローマン【アロマ物語】

ストーリー

カモミール・ローマン。

香りのイメージは ”青りんご” ”草の香り”    

ギリシア語で「大地のリンゴ」と呼ばれています。

 

ローマンは、カモミールジャーマンと名前と見た目が似ていますが、同じキク科の違う植物です。

花だけでなく葉や茎にも香りがあり、ジャーマンよりも大型で、生命力のある多年草。

 

近くに生えている植物の病気を治して元気にする働きもあることから、

「植物のお医者さん」との呼び名も。

 

花はジャーマンと同じく、マーガレットに似た可憐な可愛い印象。

学名の”chamomilla”は、”小さなリンゴ”という意味。  

成分

主成分は、カアンジェリカ酸イソブチルというエステル類の一種。

アンジェリカ酸は鎮静作用に優れており、不眠対策としても役立ちます。

注意点

妊娠中は芳香浴以外の使用方法は避けたほうがいいでしょう。

また、向精神薬や睡眠薬との併用は避けましょう。

キク科アレルギーの方は注意が必要です。

価格帯

お値段は10mLで10000円ー20000円と、かなりお高め。

あまり、初心者向きの精油ではないかもしれません。

3mLなど、少な目の量で購入することをお勧めします。

生活の木でも、ネットや取り寄せの取り扱いあり。

おすすめのシーン

この精油は作用が穏やかなので、子供から大人まで年齢を問わず親しまれています。

子供の寝つきが悪いときや、かんしゃくを起こしているときにもおススメです。  

 

鎮静作用により、心のバランスを取れるように導きます。

大きなショックを受けた時など、精神的なダメージを受けた時にも。

 

精油のプロフィール

精油名 カモミール ・ジャーマン
学名

Anthemis nobilis、Chamaemelum nobile

科名 キク科
部位 花、葉
主な成分 アンジェリカ酸イソブチル

カモミール は、ジャーマン、ローマン、学名2種類あるなど、

名前が少しややこしい印象が。。。。笑

高価な面もあり、アロマ上級者の香りです。