ヘリクリサムってどんな香り?無印て手に入る?効果や注意点について【アロマ物語】
- 2020.10.31
- 精油辞典

ストーリー
ヘリクリサム。
イモーテルとも呼ばれ、香りのイメージは ”ラズベリーのように甘い”
鮮やかな黄金色の花を咲かせる地中海全域に自生するハーブの一種で、
力強く、ウッディな香りです。
ヘリクリサムという呼び名、なんだか不思議ですよね。
太陽を意味するHelios
黄金を意味するchrysosを合わせてHelichrysum(ヘリクリサム)となったそう。
また、「イモーテル」という名は、
乾燥した石ばかりの土地でも育つことから、
「不死」の意味をもつこの名前が付きました。
「エバーラスティング(永遠花)」という名でも知られています。
鮮やかな黄色の花は、乾燥させても色や形状が変わらず、色あせることなく美しさを保ちます。
そのため、この花は永遠の若さの象徴と言われており、化粧品にも使われています。
和名はムギワラギク。
麦わら帽子のような花がイメージされます。
価格帯
75kgの花から水蒸気蒸留法で1kgしか精油が抽出されないため、
お値段は、2mLで3000円や、5mLで8000円と、非常に高価。
アロマ専門店で販売されていることが多く、お取り寄せになる場合も。
無印良品では手に入りません。
おすすめのシーン
過去のショックや恐れからくるトラウマや後悔、執着などの心のしこりを取り除き、
未来を切り開くパワーをくれる香りです。
また、未来に過去に、と浮き足立った心を落ち着かせてくれます。
不安や恐れにとらわれず、今を感じたい時におすすめ。
精油のプロフィール
精油名 | イモーテル、ヘリクリサム |
学名 | Helichrysum italicum Helichrysum angustifolium |
科名 | キク科 |
部位 | 花 |
高価なのでアロマ上級者向けの精油といえるでしょう。