精油辞典:オレガノ【アロマ物語】

精油辞典:オレガノ【アロマ物語】

ストーリー

オレガノ

香りのイメージは ”スパイシー” 

やや苦味のあるスパイシーな香りで、

香辛料として使われるのイメージが強いかもしれません。
 

セリ科の植物で、香りは強く刺激があり、ハーブのような香りがします。

少し癖があり、野性的な雰囲気。

オレガノという単語の由来はギリシャ語。

「山の喜び」という意味の、origanum と言われており、

結婚式での祈り、死者の魂への祈りなど、冠婚葬祭の祈りなどの儀式や

薬として、また、料理にも使われてきました。
 

注意点

刺激が強いので、妊娠中、授乳中、幼児は避ける必要があります。

皮膚刺激持つようため、原液の直接塗布はしないように。

最近では、抗菌作用や抗真菌作用、抗ウイルス作用、免疫力向上作用などによる

感染症の予防などへの期待があり、注目されています。

  

成分

主成分としてフェノール類のカルバクロルが含まれています。

カルバクロルは 分子式 C6H3CH3(OH)(C3H7) のモノテルペン誘導体で

抗酸化作用があり、

香りは刺激が強く、オレガノの他に、タイムから抽出されます。

ウィンターグリーンと同じく、香りを楽しむという観点からすると

あまり初心者向きではないかもしれません。
 

価格

お値段は5mLで1000−1500円程度と、比較的手に取りやすいです。
 

どちらかというとマイナーで、香りが特殊なので、アロマ上級者向きの香りです。

おすすめのシーン

スパイシーな香りで元気づけるので、弱った心に力を与えてくれます。

憂鬱な時に元気と勇気を取り戻すために使うといいでしょう。

香りが強く、ずっと使用するというよりは、

元気になりたい時、やる気を出したい時だけ、使用するのがおすすめです。

精油のプロフィール

精油名オレガノ(ワイルドマジョラム)
学名Origanum vulgare
科名シソ科
部位花、葉
主な成分カルバクロル